NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は10月17日、企業におけるCSIRT(Computer Security Incident Response Team)の成熟を支援する「CS@T PLUS」の提供を開始することを発表した。同サービスでは、同社のセキュリティ専門家がバーチャルチームとして顧客のCSIRTに加わり相談に応じるほか、必要となる助言や文書の提案などを行うという。
CSIRT担当者とセキュリティの専門家がバーチャルチームを組むことでCSIRTの成熟を促し、万が一インシデントが発生した際にも被害を最小に抑えられる体制を目指す。
CSIRTは大きく分けて有事の対応と平時の対応があり、必要な取り組みを多く抱えている。そのため、これらの取り組みを自社で全て準備し推進する場合には、セキュリティ人材の育成に時間を要するだけでなく、リーダーシップを取れる有識者が不足しているなどの課題も生じる。
そこで同サービスでは、有事向けの対応と平時向けの対応をそれぞれ支援するため、基本プランと複数のオプションをメニューとして用意した。自社のCSIRTに必要な機能だけをオプションとして追加できるため、柔軟なCSIRTの成熟が見込めるという。
なお、提供価格は個別の見積もりとなるため、要問い合わせ。