ザイオネックスは10月17日、SaaS(Software as a Service)型のSCM(サプライチェーンマネジメント)サービス「PlanNEL(プランネル)」に、販売実績のない新商品の需要予測をサポートする新機能を追加したことを発表した。
同サービスは中堅・中小規模の製造業、卸売業、流通業向けに開発しており、需要計画や最適在庫計画、およびこれらを元にした発注計画の機能を持つ。機能ごとに段階的な導入も可能だという。
今回新たに追加した新商品における需要予測機能では、販売実績がある類似商品のデータに担当者が重み付けを行い、その重みをつけた比率に応じて需要予測に使用するデータを作成するものだ。
作成された需要予測は同サービスの管理画面上で確認や修正ができ、製販調整会議や需給調整会議などの社内会議での利用も可能だという。これにより、社内の共通認識の需要予測データを作成し管理できるようになる。