LegalOn Technologiesは10月12日、米国子会社がAI契約レビューソフト「LegalOn Review」に、法務担当者の契約書作成業務を支援する機能「LegalOn Templates」を9月21日に追加していたことを発表した。これにより、アメリカの法務担当者が行う契約書作成業務を支援する。
LegalOn Reviewは契約書の自動レビュー機能やエディタ機能に加えて、契約書や条文の検索機能、比較機能、Azure OpenAI Serviceの最新GPT技術を活用した契約書の修正文案表示機能「AI Revise」を搭載するソフト。今回の機能搭載により、契約書の作成業務および審査業務を同サービス内で完結できるようになるという。
今回新たに機能を追加したLegalOn Templatesは、契約類型、契約の管轄範囲、交渉上の立場などを選択するだけで、弁護士が監修した契約書のひな形を検索し、Wordファイルとしてダウンロード可能だ。この機能に含まれる契約書は100種類以上あり、日常的に使用する秘密保持契約のほか、売買契約、商標ライセンス契約などの類型も備える。