レンタルサーバー、クラウドサービス事業を展開するカゴヤ・ジャパンは10月5日、バーチャルプライベートサーバーサービス「KAGOYA CLOUD VPS」の環境構築サービス、アプリケーションセットアップでオープンソースヘッドレスCMS「Strapi」の提供を開始したことを発表した。

「Strapi」は、Webサイトの表示部分にあたるフロントエンドとシステム、データ管理部分のバックエンドを分離、バックエンドに機能を集中しフロントヘッド部分は外部アプリケーションを活用するヘッドレスタイプのCMS(Contents Management System)でNode.js環境での動作を想定しており、JavaScriptでの開発に対応。フロントエンド開発には、GraphQLやRESTful対応APIを活用し、React.js、Vue.js、AngularJSなどのフレームワークでWeb、モバイル、Iot用のクライアントも作成可能だ。SQLite、MySQL、Postgres、MariaDBなどのデータベースをサポートする。

KAGOYA CLOUD VPS(公式Webサイト)

KAGOYA CLOUD VPS(公式Webサイト)

サービスの利用は、「コントロールパネル」から「KVM」、「インスタンス」を選択、「インスタンス作成」もしくは「初期化」時にOSとアプリケーションの中から「strapi」を選択、あとは自動で利用環境が構築される。「KAGOYA CLOUD VPS」は、開発環境、アプリ実行環境の構築、Webサービス提供基盤やデータ収集・分析基盤などに活用できるバーチャルプライベートサーバーサービス。サービスメニューはKVM(Kernel-based Virtual Machine)基盤を利用したLinuxOSの「VPS」とWindows Server用の「VPS Windows Server」の2つが用意されている。利用料は、vCPU、メモリー、SSDの容量に対応する。詳細はWebサイトで確認できる。