LinkedIn(リンクトイン)は10月4日、生成AIを使用した2つの新機能を追加することを発表した。まずは英語圏の一部ユーザーを対象に機能を公開し、その後に全ユーザーへ展開するとのことだ。
今回追加する1つ目の機能は、「LinkedIn Learning's AI-powered coaching」だ。スキル習得の需要が高いリーダーシップとマネジメントの2項目について、リアルタイムのアドバイスを試験的に導入する。
例えば、学習者が「効果的にタスクや責任を委任する方法は?」といった質問をすると、生成AIがアドバイスを出力するのだという。一律の答えを返すのではなく、ユーザーの具体的な状況や経験を深く理解するために具体的な質問をし、それに対し、LinkedInラーニング専門講師からの数百時間のコンテンツに基づいたアドバイスや事例、フィードバックを提供する。
2つ目の機能は「Recruiter 2024」だ。AIを導入した採用サポート機能により、採用をより効率的に、かつ簡単にし、採用担当者が戦略的な仕事に集中できるよう支援するとのことだ。
採用担当者が「シニア成長マーケティングリーダーを採用したい」などと検索すると、AIがLinkedInの9億5000万人以上のプロフェッショナル、6300万社、4万のスキルに関する情報と組み合わせて、担当者が探している候補者のタイプを推測して推薦する。