エクサウィザーズは10月4日、子会社であるExa Enterprise AIがIR(Investor Relations)業務効率化支援サービス「exaBase IRアシスタント powered by ChatGPT API(以下、exaBase IRアシスタント)」の製品版を提供開始したことを発表した。
同サービスはChatGPTを活用したIR業務効率化支援サービスであり、さまざまなIR文書をデータソースとして、株主総会や決算説明会で想定される質問とその回答案を、企業固有の情報を含みながら自動生成可能だ。
開示情報と未開示情報の両方を収容すると想定し、強固なセキュリティを確保しながらIR担当者の手元資料作成プロセスの効率化を支援するという。これにより、担当者はより付加価値の高い情報開示へと注力できるようになると期待できる。
同社は5月にexaBase IRアシスタントのベータ版を発表しており、トライアル利用と並行して開発を進めてきた。今回提供を開始する製品版では、データソースのファイル形式を拡充したほか、プロジェクト管理機能の追加、質問・回答生成の回数上限引き上げなど、実業務をサポートするためのアップデートを施しているという。