Microsoftは現地時間2023年10月3日、オンラインイベント「Microsoft OneDrive: The Future of File Management is Here」を開催し、次世代のOneDrive(for Business)を発表した。公式ブログによれば、次世代のOneDriveは新しいファイルビューやガバナンス制御、作成ツール、Copilotを含み、ファイルの管理性を向上させている。また、Microsoft 365 Appsのファイル操作体験を統一するため、Microsoft TeamsやMicrosoft OutlookにもOneDriveが加わる予定だ。
WebブラウザーでアクセスするOneDriveページはトップページを刷新し、組織のファイルを見付けやすくするホームページに生まれ変わった。ページ上部にはAI(人工知能)を用いてファイル参照を容易にする推奨機能の「For you」、左側には共有済みファイルの閲覧性を高めた「Shared」、共有相手に応じて参照する「People」などが並ぶ。
今後はデスクトップのコンテキストメニューと同様にMicrosoft 365 Appsからファイルを開く機能やファイルの新規作成機能、スマートフォンでは実現済みでオフライン時でもファイルを参照できるオフラインモードなど多数の機能実装を予定している。各機能の詳細は前述の公式ブログ、提供時期などはMicrosoft 365 roadmapを参照してほしい。