サイボウズとIT・デジタルコンテンツの専門学校HALは、11月より希望する全在校生が受講できる「kintone専科」が開始されることを発表した。2024年度4月からは「高度情報学科 高度情報処理コース」の科目の1つにkintoneを採用した授業も予定する。
ノーコード・ローコードプラットフォームで必要なアプリケーションを即座に構築する実践的な技術の需要は高い。2016年4月の大阪産業大学での講座開講以来、17校でkintone講座の導入が進み、今年度は受講生が合計800人を超える見込みだ。11月からは、東京・大阪・名古屋のターミナル駅前に立地する校舎を持ち、ゲームやCGデザイン、IT技術のプロフェッショナル育成を実践する専門学校HALにおいて「kintone専科」が開始され、サイボウズ社員が講師として講座を受け持ち、来年度から講師を務めるHAL教員に向けての教育も行う。DX推進があらゆる業界で求められるなかでノーコードで素早く業務アプリを構築できるkintoneは、"データベース + ワークフロー + コミュニケーション"の特性を持ち、日々変化する業務にあわせて現場主導で継続的に業務改善が行える、と開講するHALは評価している。サイボウズでは今後年間で5~10校ペースで導入校を増加させる計画で来春までに実績校が24校になる見込みだ。