Sansanは9月28日、インボイス管理サービス「Bill One」のオプションとして提供している法人Visaカード「Bill Oneビジネスカード」に、新たに発生する確認業務を自動化しインボイス制度への対応工数を大幅に削減する「適格請求書判定機能」を追加することを発表した。

  • BillOneビジネスカードに「適格請求書判定機能」を追加

    BillOneビジネスカードに「適格請求書判定機能」を追加

「Bill One」では、取引先から届いた請求書が適格請求書か否かを判定する機能を8月に実装しているが、法人カードの業務においてもインボイス制度対応を強化すべく、今回、Bill Oneビジネスカードに「適格請求書判定機能」を追加する。

同機能では、Bill Oneビジネスカードで決済した際に受け取る領収書などの証憑が、適格請求書または区分記載請求書の要件を満たしているか否かを自動判定する。登録番号の記載があるか/登録番号に紐付く事業者名と取引先名が一致しているか/適格請求書または区分記載請求書に必要な項目が正しく記載されているか──を自動判定し、すべての要素を満たす場合は「適格」、それ以外は「要確認」とその旨が表示される。

登録番号がない証憑のうち区分記載請求書の要件を満たしていれば「区分記載」、それ以外の証憑などに関しては「不明」という判定結果になる。担当者は適格請求書か否かを一目で確認できるため、制度対応に必要な工数を大幅に削減できるとしている。

  • 実際の画面イメージ

    実際の画面イメージ