日立システムズは9月26日、「健康支援サービス（MIRAMED）産業保健」の提供を同日より開始することを発表した。

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    「健康支援サービス（MIRAMED）産業保健」の概要

「健康支援サービス（MIRAMED）」は、主に特定保健指導対象者の健康意識を向上し、行動変容を図るサービスとして、2021年11月から健康保険組合または特定保健指導実施機関などに向けて提供しているサービス。

新サービスは、同サービスの機能を基に、中堅・中小企業における産業保健業務のDX（デジタルトランスフォーメーション）実現を目的としたもので、企業の人事・総務担当者向けの「産業保健業務効率化の支援」、従業員向けの「健康意識の醸成と積極的な健康維持・増進」を実現するものとなっている。月額7万円から提供される。

「産業保健業務効率化の支援」に関しては、従業員の健康診断結果の閲覧から産業医の意見聴取、就業措置の決定、対象者の面談や保健指導まで、健康診断結果の管理などに関わる一連の業務をシステム上で行うことができる。

また、従業員の労務情報を連携することで、長時間労働等による面談指導対象者などをシステムで自動選定できるため、漏れなく従業員の面談・個人指導を実施することが可能。これにより、産業医や保健師が実施した面談の結果についてもシステムを通じて、スピーディーに把握できるようになる。

「健康意識の醸成と積極的な健康維持・増進」に関しては、従業員はPCのブラウザからアクセスできるポータルサイトで健康診断の結果を閲覧できるほか、再検査の結果、主治医の意見書、長時間労働に関する問診票など、会社から求められる資料もポータルサイト上で提出できる。

加えて、オプションサービスとして提供するスマートフォンアプリケーションを活用することで、将来からだの各部位に起こり得る変化の予測と生活習慣に関連した疾患のリスクをビジュアルで確認できる。また、スマートフォンアプリケーション上で毎日提案される医学的エビデンスに基づいた、運動・食事・睡眠・ストレス・飲酒／喫煙の5つのカテゴリーの生活改善策を行うことで、健康増進を図ることができるという。