米スノーフレイクはこのほど、調査レポート「Modern Marketing Data Stack 2023:How Data-Forward Marketers Are Redefining Strategies to Unify, Analyze, and Activate Data to Boost Revenue」を発表した。
同レポートは、8,100社の顧客から得たSnowflakeプラットフォームのデータを基に、マーケティングチームのマーケティングデータスタック構築を明らかにしたもの。
同レポートは、Snowflakeの顧客が使用しているソリューションを明らかにし、マーケターがSnowflakeデータクラウドおよび付随するパートナーソリューション(うち40以上はPowered by Snowflake)を活用して、ロイヤルカスタマーの効果的な特定、コンバージョン、差別化されたエクスペリエンスの提供をどのように実現しているかを説明している。
約8,100社を数える顧客の使用パターンを分析することにより、組織がマーケティングデータスタックを構築する際に考慮する10のテクノロジーカテゴリーが特定されたという。
10のカテゴリーのうち、成長の速いカテゴリートップ3として、「効果測定とアトリビューション(29.2%成長)」「カスタマーデータのアクティベーション(27.6%成長)」「アナリティクスとデータキャプチャ(27.4%成長)」が挙げられている。
また、AIと機械学習を支援するツールまたはプラットフォームの採用は、前年比15.5%増加したという。
データのプライバシー保護の観点から注目を集めているデータクリーンルームとの関わりの、2022年4月4日から2023年4月3日までの期間で7倍まで増加しており、プライバシーに対しマーケターの関心が集まっていることが浮き彫りになった。