Oracleは現地時間2023年9月19日、Java 21の一般提供を開始した。同社は以前から6カ月単位で新バージョンを提供しており、Java 21は12番目のリリースにあたる。公式ブログによれば、数十の新機能と拡張機能を備え、うち15の新機能は六つのプレビュー機能と一つのインキュベーター機能に対応する独自のJEP(JDK拡張提案)を保証する。
たとえばプレビュー段階のString Templates(文字列テンプレート)は、実行時に計算した値を含む文字列を表現することで、コードの単純化と可読性向上を実現する。Record Patterns(レコードパターン)は、パターンマッチングを拡張してレコードクラスのインスタンスを構造化せず、より高度なデータ照会を可能したすることで、コード拡張を実現する。なお、本バージョンから32ビット版Windowsが非推奨となり、詳細のバージョンでサポートが終了する予定だ。