curlプロジェクトは現地時間2023年9月14日、curl バージョン8.3.0をリリースした。curlは各種プロトコルに対応したファイル転送ツールおよびライブラリーとして広く使われてきた。ダウンロードページからはソースコードやWindows、macOS、*BSD、各種Linuxディストリビューションなどのバイナリーファイルをダウンロードできる。本バージョンではいくつかの新機能と54を数えるバグを修正した。

  • curl バージョン8.3.0

    curl バージョン8.3.0

Changelogによると、取得結果をstdout/stderrではなく、任意のファイルに出力するオプション「-w」やローカルバインディングを無効にするビルドオプション「--disable-bindlocal」、コマンドライン変数のサポートが加わった。また、gskit TLSライブラリー、NSSライブラリーの削除、「CURLOPTMAXREDIRS」「CURLUPUNY2IDN」の既定値も変更されている。