日立システムズは9月14日、IT資産管理・ライセンス管理システムである「License Guard」のクラウド版を、同日より提供開始することを発表した。

  • クラウド版「License Guard」の特長（平時）

    クラウド版「License Guard」の特長（平時）

このサービスは、PC利用状況の把握、ソフトウェア辞書を利用したソフトウェアライセンス管理などのIT資産管理機能、およびぜい弱性ソフトウェアの自動判定など、オンプレミス版「License Guard」の機能をクラウド版として提供するもの。

クラウド基盤には、日立システムズが提供する「Gateway for Business Cloud」のサービス群の中からMicrosoft Azureをベースとしたクラウド基盤サービス「おてがるCloudスターターパック」を採用。クラウドの構築から運用・セキュリティまでがパック化され、パブリッククラウドを含めたハイブリッドな環境に対して運用・監視ノウハウが蓄積された「日立統合管制センター」を活用し、24時間365日の監視運用が可能。

  • ラウド版「License Guard」の特長（セキュリティインシデント発生時）

    クラウド版「License Guard」の特長（セキュリティインシデント発生時）

これにより、スピーディーな導入や安全性の高い運用を実現し、平時の顧客のサイバーハイジーンおよび、セキュリティインシデント発生時の早期操業再開を支援するとしている。今後、日立システムズは、中堅から大規模企業向けに本サービスを拡販し、クラウド版「License Guard」と付帯サービスで2025年度末までに累計10億円の売り上げを目指すとしている。