NTTデータと京都銀行は9月7日、ライフプランシミュレーションや地域企業の広告・クーポン等をバンキングアプリ上で利用できる、生活総合サービスを構築し、9月より同サービスを提供開始すると発表した。

同サービスでは、ライフプランのシミュレーションなどを通じて、銀行が顧客のさまざまなライフステージ、日々の生活や金融サービスに関わる顧客のニーズを的確に把握することが可能。

銀行はニーズに基づき、地元企業や自治体、暮らしにまつわる情報を顧客に合わせて発信できるほか、顧客ニーズに基づいた金融サービスの提案が可能となる。

同サービスは、京都銀行のバンキングアプリ内で提供される。顧客はすでにアプリで提供されている金融サービスの利用に加え、新たに提供する生活関連サービスをシームレスに利用可能になるという。

金融サービスと生活総合サービスの相互送客により、銀行の新規顧客基盤の獲得やバンキングアプリの利用機会の増加を目指すほか、アプリで地元企業の商品・サービス等の情報を掲載することにより、銀行の広告事業への参入も実現する。

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    サービスのイメージ

第一弾となる9月からは、ライフプランシミュレーション機能、広告・クーポン表示機能が新たな機能として追加される。また今後予定している第二弾では、住まい、リフォーム、相続などのさらなるサービスの追加を実施し、京都銀行のユーザーに新たな体験が提供される。