富士フイルムは9月6日、神奈川事業場足柄サイトに約45億円を投じてINSTAX「チェキ」フィルムの生産設備を増強すると発表した。同シリーズの世界的な需要増に対応するため、チェキフィルムの生産能力を現在よりも約2割向上させる。今回増強する生産設備は、2024年秋より順次稼働する予定。
INSTAXの製品ラインアップのさらなる拡充やイベント・ビジネスへの用途拡大、パートナー企業とのコラボレーションなどにより、今後も続くチェキフィルムの需要増に対応していく。今回の増設ラインがフル稼働する2025年度には、2022年からの設備増強による効果も合わせると、チェキフィルムの生産能力は2021年度比で約4割増となる。