Node.jsプロジェクトチームは現地時間9月4日、アプリケーション構築のためのJavaScript実行環境「Node.JS」最新バージョンとなるNode v20.6.0のリリースをnodejs.org公式ブログで発表した。各OS対応のインストーラーなどはダウンロードページから入手可能。v20.6.0では組み込みでの.envファイルがサポートされており、キーと値のペアで記述する形式で設定したキーから値を取得できる。例えば、
PASSWORD=nodejs
と設定したconfig.envファイルからはコード上のprocess.env.PASSWORDのみで値を取得できる。アプリケーション起動時には、
node --env-file=config.env index.js
が必要となる。
ほか、メインファイルのロード時にデータを引き渡すregister API、Node.JSのC++addonsにおけるV8ガベージコレクションcppgc(Oilpan)の試験的サポートなどをピックアップしている。