日立製作所(日立)は9月6日、「日立知財ソリューション」を拡充した「特許情報分析サービス」を10月10日から提供開始することを発表した。

  • 「特許情報分析サービス」のイメージ図

    「特許情報分析サービス」のイメージ図

同サービスは、日立が長年、特許調査支援サービスを提供するなかで、独自のテキスト解析技術などAIを用いて膨大な特許文献を整理・加工し蓄積してきた高精度な解析データを活用し、技術動向などを分析する。

また、分析目的に応じたグラフの自動生成機能や、グラフを読み解く際のヒントを与えるガイド機能などの提供により、特許業務に関する専門スキルを持たない利用者も、知財情報から新たな気づきが得られるような分析を可能にする。これにより、顧客における知財情報を生かした価値創出や経営・事業戦略の立案を支援するとしている。

  • グラフの読み取り方ガイド機能のイメージ

    グラフの読み取り方ガイド機能のイメージ

今後は、顧客からのフィードバックをもとに、同サービスの機能拡張や改良を重ねていくという。さらに、特許関連システムをさまざま業種の顧客に提供するなかで培ってきた豊富な実績・ノウハウと、最新デジタル技術などを用いて「日立知財ソリューション」を継続的に進化させていくとしている。

  • 投資額シミュレーション分析のイメージ

    投資額シミュレーション分析のイメージ

なお、同サービスは、9月13日~15日に東京ビッグサイトで開催される「2023 特許・情報フェア&コンファレンス」の日立ブース(入口左奥)や、9月14日14:55~15:40(C会場)にで行われる出展者プレゼンテーションにおいて紹介される。出展者プレゼンテーションの参加希望者は、こちらのサイトから申し込む