ソフトウェアテスト・品質向上サービスを展開するバルテスは9月4日、テスト自動化ツール「T-DASH」でβ版として提供してきた「コマンドライン実行機能」の10月1日からの正式リリースと新料金プラン「フローティングライセンスプラン」を発表した。

本年6月よりβ版として提供してきた同機能は、ユーザーからのフィードバックにより不具合の修正、機能改善などが行われ正式版リリースとなった。正式版では、テスト実行コマンドに同社のモバイルテストサービス「AnyTest」及びテスト管理ツール「QualityTracker」との連携用オプションと「プロジェクトインポートをする/しない」オプションが追加。テスト実行結果に失敗があった場合、異常終了するように修正が行われている。

「コマンドライン実行機能」を利用することで、コマンドラインよりテスト自動化ツール「T-DASH」を実行でき、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)ツールを介したテストスクリプトの自動実行や実行結果の自動収集、リグレッションテストの自動実行などが可能になる。

また、同社は「T-DASH」の新料金プランについて、従来のスタンダードプランを「ノードロックライセンスプラン」(1ライセンス1台/月額3,960円)に名称変更し、新規に「フローティングライセンスプラン」を追加。無料プランの2023年12月初旬アップデートで終了する。新プラン「フローティングライセンスプラン」は、複数のPCで共有して利用できるプランで1ライセンスあたり月額7,920円で10月中の提供を予定。