SB C&Sは9月4日、タニウムおよびAZURE・PLUS(アズール・プラス)と協業し、中小企業向けに、Taniumプラットフォームの導入・運用をサポートする「サイバーハイジーン・ソリューションパッケージ」の提供を開始することを発表した。

  • B C&S、タニウム、アズール・プラスと共同でオリジナルセキュリティサービスパッケージの提供を開始

    SB C&S、タニウム、アズール・プラスと共同でオリジナルセキュリティサービスパッケージの提供を開始

「サイバーハイジーン・ソリューションパッケージ」は、社内IT環境の可視化、グローバル拠点のガバナンス徹底、パッチの配信やOSのアップデートなどに時間を要し、インシデントに対応する際にも正確な状況把握が困難でコストもかかるなどの課題を抱える中小企業に対し、Taniumプラットフォームの導入・運用および問い合わせサポートを含むソリューションパッケージを提供し、導入に必要な時間やコストを削減しながらサイバーハイジーン環境構築を支援するもの。

タニウムは、NISTのサイバーフレームワークすべてを網羅し、サイバーハイジーンを強化するためのプラットフォームを採用しており、SB C&Sの販社網を通じて中小企業向けにライセンスをサブスクリプションで提供する。

パッケージの導入と運用のサポートは、Taniumプラットフォームの導入支援や運用の実績経験が豊富でTanium認定資格の取得者が在籍するアズール・プラスが提供する。

タニウム 代表執行役副社長・原田英典氏は、次のようにコメントしている。
「サイバーセキュリティ強化に向けた各業界の取組方針が発表されていますが、そこではサイバーハイジーンの徹底が言及されています。サーバーハイジーンの徹底はセキュリティの担保という意味だけではなく、ガバナンス徹底の観点からコストの低減にもつながるテーマです。タニウムは数多くの大企業のサイバーハイジーンの徹底をサポートし、ゼロトラスト環境の構築に貢献してきました。SB C&Sと連携したパッケージの提供によって、中小企業向けにもその支援を強化していきたいと考えています」

AZURE・PLUS 代表取締役・清水秀樹氏は、次のようにコメントしている。
「昨今、ランサムウェア被害が多発しており、サイバーセキュリティ強化が企業課題となっております。大企業と比較すると、中小企業はサイバーセキュリティ対策に後れを取っている現状がありますが、企業規模に関わらず対策は必要であるとともに、サイバーハイジーンを徹底することが重要且つセキュリティ対策の基礎だと考えます。中小企業向けサイバーハイジーンパッケージは会社の未来を守ることが可能なソリューションです。これまでに弊社で対応した多数のTanium導入実積をもとに、SB C&S、タニウムと共に、様々なお客さまにお力添えできればと思っております」