TISインテックグループのTISは30日、アセンブラ言語をCOBOL言語に変換する「アセンブラマイグレーションサービス」の提供開始を発表した。
同サービスは、アセンブラで構築されたレガシーシステムの解析や保守開発支援を行う「アセンブラお助けサービス」のメニューとして提供されるもので、アセンブラプログラムを変換ツールと技術者による手動変換によりCOBOLへ変換するサービス。分析後に独自の変換ツールを使用して、ユーザー固有マクロの変換ロジックを組み込むことで効率的なCOBOLプログラムへの変換を行う。
同社では、経済産業省のDXレポートでも指摘される「2025年の崖」をサービス提供の背景に挙げており、アセンブラ言語を比較的技術者が豊富なCOBOLに変換することで継続的なシステム保守が可能になること、COBOLからJavaなど他言語への変換により脱ホスト(メインフレーム)が可能になるとしている。