伊藤忠丸紅鉄鋼は、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が提供するGHG排出量可視化プラットフォーム「CO2MOS」とウェイストボックスが持つ環境コンサルティングの知見を活用し、鉄鋼製品を含むサプライチェーン全体のGHG排出量を算定・可視化・分析するクラウドサービス「MIeCO2」を9月1日より提供開始する。
同サービスでは、「温室効果ガスのサプライチェーン排出量可視化サービス」と「サプライチェーン排出量算定支援コンサルティングサービス」を提供する。
前者は、自社内で収集可能なデータによる簡易的な算定から、サプライヤから収集するデータを反映した精緻な算定まで、ユーザーの保有データに応じた温室効果ガスのサプライチェーン全体の排出量算定・可視化・分析を行う。
後者は、排出量算定に関わる業務(算定範囲決定、算定ロジック定義、データ収集方法具体化、財務情報との整合性確認)、CDP(英国の慈善団体が管理する非政府組織)やTCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures:気候関連財務情報開示タスクフォース)情報開示、SBT(Science Based Targets)認定取得の支援を行う。