メルカリは8月30日、同社が運営するフリマアプリ「メルカリ」において、同じ出品者の商品を複数まとめて購入の依頼ができる「まとめ買い」機能の提供を開始すると発表した。ユーザーの利便性向上だけでなく、梱包資材の利用や配送回数も減らし、環境負荷と物流事業者への負担軽減につなげたい考えだ。
これまでは、購入時にひとりの出品者から複数商品を購入したい場合、コメント欄で交渉する必要があった。「同じ出品者から買ったのに、別々に商品が届いて受け取りが大変だった」といったユーザーの声も多かったという。
US版メルカリでは2022年より「Bundle(まとめ買い)」機能を提供。おもちゃ・ホビー用品やアパレルを中心に需要が高く、今回日本でもユーザーの利便性向上が見込めたことから同機能の提供開始を決定した。
メルカリの調査によると、複数商品を購入する場合平均約3、4品がまとめて発送されることが分かっており、同機能の提供によって2回分の配送と梱包資材を減らせる見込みだ。