MicrosoftのTypeScriptチームは現地時間8月24日、「TypeScript 5.2」のリリースを公式ブログで伝えた。
5.2では、ECMAScriptで提案されている機能を多岐にわたり実装している。TypeScriptチームのDaniel Rosenwasser氏は、これらを使用前後のコード例を用いて解説しており、Explicit Resource Management(明示的なリソース管理)のサポートでは、一時ファイルの削除で生じるクリーンナップの重複を例に、頻繁に生じるtry-finallyをSymbol.disposeで処理する例や対応するusingなど新たなキーワードの使い方を紹介している。同様にDecorator Metadataによるデコレータの拡張、Change Array by copyによる配列操作メソッドの追加なども加わる。