インフォマートは8月24日、同社が提供する「BtoBプラットフォーム 請求書」が富士通Japanが提供する「Fujitsu Peppol Connect Service」と2024年夏頃より連携すると発表した。
同サービスは、「Peppol(ペポル)」ネットワークを経由して、Peppolのデジタルインボイスのやり取りを実現するサービス。これにより、BtoBプラットフォーム 請求書のユーザーは、Peppolネットワークでのデジタルインボイスの送受信が可能になる。BtoBプラットフォーム 請求書のユーザー同士は、従来通り同プラットフォーム上でも請求書の送受信が行えるとのこと。
デジタル庁は、官民連携のもと、請求書や納品書などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「運用ルール」「ネットワーク」のグローバルな標準仕様であるPeppolをベースに、日本国内におけるデジタルインボイスの標準仕様となる「JP PINT」を策定し、2022年10月に公表した。
現在、ベンダー各社が、その仕様に基づいた開発を行っており、徐々にデジタルインボイスに対応するサービスが提供され始めている。今後、こうしたサービスが増え、Peppolネットワークにおけるデジタルインボイスの送受信が拡大すると両社は予測している。