BostonGene、NEC、日本産業パートナーズは8月24日、がん患者の個別化治療の推進と治療効果の改善に向けて、合弁会社「BostonGene Japan株式会社」を設立したことを発表した。
BostonGene Japanは、がんゲノム検査「BostonGene Tumor Portrait Tests」など、BostonGeneの高度な分子テクノロジーと先進の計算アルゴリズムを活用し、新たな治療方法の開発と検証を加速していくという。
同社は今後、BostonGene社のAIを活用したクラウドベースのソリューションやバイオインフォマティクスの知見、分析ツール、先進的な次世代の分子・免疫プロファイリング技術により、患者を分子レベルで包括的に捉え、科学的根拠に基づいた治療法を決定するための実行可能な標的を特定していくという。また、バイオマーカーの発見、臨床試験、アッセイデザインと開発、コンパニオン診断など、バイオファーマの研究者や企業に対して幅広いサービスを提供していく予定だ。