トレンドマイクロは8月23日、統合サイバーセキュリティプラットフォーム「Trend Vision One」を強化し、自社製品を管理・運用できるようにすると発表した。
具体的には、エンドポイントセキュリティ(Trend Micro Apex One SaaS、Trend Micro Cloud One - Workload Security)、メールセキュリティ(Trend Micro Email Security、Trend Micro Cloud App Security)、ネットワークセキュリティ(Trend Micro Deep Discovery Inspector、TippingPoint)、クラウドセキュリティ(Trend Cloud One)、OTセキュリティ(EdgeFire、EdgeIPS、TXOne Stellarシリーズ、Trend Micro Portable Security)を「Trend Vision One」で管理・運用できるようにする。
その背景には、デジタル環境の複雑化と脅威の増加によるセキュリティ対策のサイロ化が進んだことで、セキュリティ担当者が複数のセキュリティツールを用いた管理・運用を余儀なくされていることがある。
今後、同社が提供する製品群は「Trend Vision Oneシリーズ」として提供される。第1弾として、エンドポイントセキュリティ「Trend Vision One Endpoint Security」を9月4日より提供する。メールセキュリティ、ネットワークセキュリティ、クラウドセキュリティ、OTセキュリティなどの製品群は、9月以降に順次提供する。
エンドポイントセキュリティ「Trend Micro Apex One SaaS」と「Trend Micro Cloud One - Workload Security」のユーザーは、エージェントをアップデートすることなく管理サーバを「Trend Vision One」に変更することで、セキュリティ製品の管理・運用を1つのコンソールで利用可能になる。