サテライトオフィスは8月22日、社内ポータルサイトから対話型AI「ChatGPT」に質問や相談ができるソリューションとして、「サテライトAI・社内情報AI(ChatGPT対応)」の提供を開始したことを発表した。「サテライトAI」ブランドのAIソリューションをリニューアルして提供するもので、有償プランも併せて公開した。
「サテライトAI・社内情報AI(ChatGPT対応)」は、ChatGPT を企業内で利用するため、セキュリティを強化するとともに、ポータルサイト内の掲示板情報、マニュアル、添付ファイル(PDF、PPT、Word、Excel)などの利用時にChatGPTの利用を可能にするもの。
法人向けシステムのため、機密情報や個人情報をAI側に取り込ませないように制限したり禁止キーワードを管理者が指定したりすることで、不要な情報をやり取りさせないようにできる。個人情報や機密情報を利用しなければならない場合は、マスキング機能により、ChatGPT には別単語にしてパスし、受取文字時点で、復号化して表示することも可能。また、利用ユーザーを限定することができ、利用ユーザーからChatGPT への質問やChatGPT からの回答をすべてログに保存することもできる。
ユーザーライセンスは、1ユーザー月額100円(10名~)。同ライセンスは「サテライトAI・AIボード」、「サテライトAI・社内チャットAI」、「サテライトAI・社内情報AI」、「サテライトAI・AIボイス」、「サテライトAI・AIメール」の5つのソリューションをすべて利用可能。
Eラーニング研修は1ユーザー月額100円(税別、1年分無償提供中)、GPT-3.5-Turbo-4Kが質問1回当たり3円(税別、3,000回質問まで0.9万円)、GPT-3.5-Turbo-16Kが質問1回当たり6円(税別、3,000回質問まで1.8万円)、GPT-4-8Kが質問1回当たり60円(税別、1,000回質問まで6万円)、導入支援は無償、運用サポートは無償。