ソフトバンクグループは8月22日、子会社のArm Holdingsが、米国証券取引委員会(SEC)にArm普通株式を対象とした米国預託株式(ADS)の新規株式公開(IPO)に関するForm F-1の登録届出書を公開提出(パブリック・ファイリング)したことを発表した。

Armは、Nasdaq Global Select Marketに、ティッカーシンボル「ARM」でADSの上場を申請しているが、この株式公開の募集ADS数および価格帯はまだ決定されておらず、提出された登録届出書は、まだ効力は発生していない。そのため、同登録届出書の効力発生まで、ADSを販売することはできず、買付注文の募集を行うことはできないほか、この新規株式公開において日本での募集または売り出しは行われないとしている。

なお、ソフトバンクグループでは、この新規株式公開の完了後もArmが引き続き自社の連結子会社であることを想定しているとしているほか、この新規株式公開がソフトバンクグループの連結業績または財政状態に重要な影響を及ぼすことはない見込みだとしている。