読売広告は8月18日、日本ビジネスシステムズ(JBS)と企業内における個人スキルや挑戦したい仕事、社内外のつながりを可視化し、「人的資本の有効活用」をチームビルディングの視点でサポートするスキルマッチング・アプリケーションを共同開発したことを発表した。同サービスのローンチに向け、読売広告社内における実証実験を実施し、同日より受託開発による販売を開始する。

  • 画面イメージ(開発中)

同サービスは、「#(ハッシュタグ)」で個人のスキルを検索できることを始め、グループウェアのMicrosoft 365とデータ連携し、社員同士や取引先などのつながりを可視化することで、社員のスキルや社内外のネットワーク活用の最大化を目指して開発されているという。

また、社内で活用されていなかった独自データも連携し、個人の業務経験、強み領域、担当業種のほか、資質や社会人歴なども閲覧可能で、案件着手やチーム組成のスピードを向上させるシステムとして構成されている。

加えて、若手社員にも自ら挑戦したい仕事を発信することで自分のキャリアをデザインする楽しさを知ってもらうなど、次世代の活躍機会も創出していきたい考え。

同サービスの開発は、マイクロソフトのトップパートナーの1社であるJBSとの協業により進められており、今後の販売を目的にJBSとパッケージ開発を始め、新たなビジネス創出に向けて引き続きJBSと協力する方針。

同サービスの特徴としては、「個人の社内外のつながりが一目で把握可能」「チーム組成の効率化」「今後チャレンジしたい業務の共有が可能」「自社の独自データとの連携も可」といった4つが挙げられている。