Applied Materials(AMAT)が8月17日(米国時間)、2023会計年度第3四半期(2023年5~7月期)の決算概要を発表した。
それによると売上高は前年同期比1%減の64億2500万ドル、純利益は同3%減の15億6000万ドルとしている。このうち、主力の半導体システム事業の売上高は同1%減の46億7600万ドルで、アプリケーション別で売上高比率を見ると、ファウンドリ/ロジックが79%(前年同期66%)、DRAMが17%(同15%)、フラッシュメモリが4%(同19%)とメモリ分野の不振を、AIを中心とするロジックやパワー半導体関連などで下支えする構図になっているという。
残りのディスプレイ関連事業の売上高は前年同期比29%減の2億3500万ドル、サービス関連事業の売上高は同3%増の14億6400万ドルとしている。
また、第4四半期の業績見通しについては、売上高を65億1000万ドル±4億ドル、実質1株利益を2.00ドル±0.18ドルと予想するガイダンスを同社では出しており、これが市場の予想を上回ったこともあり、時間外取引において同社の株価が上昇した模様である。