学情は8月17日、20代の仕事観や働く意識をひも解くために「転職希望時期」に関するアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
希望する転職時期について、「すぐに転職・就職したい」と回答した20代は35.0%に上った。「どちらかと言えばすぐに転職したい」と回答した25.3%を合わせると、6割以上の20代が直近での転職を希望していることが判明した。
また、「良い企業が見つかったタイミングで転職したい」「どちらかと言えば良い企業が見つかったタイミングで転職したい」と回答した20代は、33.9%だった。
転職・就職先の企業への入社希望時期は、「2023年9月」が30.3%で最多という結果になった。次いで、「2023年10月」が20.9%で2番目に多い結果となっている。この結果から9月・10月の入社を希望する20代が半数を占め、秋入社希望者が多いことが分かる。
この理由について、「9月入社や10月入社での募集が多いと感じている」「同期がいると安心して入社できる」「下期が始まるタイミングだと、中途入社の人も多いと思う」「3月決算の企業は10月から下期なので、区切りの良いタイミングで入社できると思う」「新入社員が入社するまでの半年間で、仕事を覚えていきたい」といった声が上がっている。
次いで希望が多い時期は、「2024年4月」で12.1%だった。8人に1人は、春入社を見据えて転職活動をしていることが分かる。これに関しての理由としては、「4月入社だと同時期入社の人も多いと思う」「新入社員研修に一緒に参加できると嬉しい」といった声が寄せられている。
転職意向については、「必ず転職したい」と回答した20代が60.3%に上った。「良い企業があれば転職したい」と回答した20代は39.7%となっており、転職意思を固めて転職活動をしている20代が多いことが分かる結果となった。