デンソーは、2024年5月より東京都港区に新たなオフィスを開設することを発表した。
愛知県に本社を置くデンソーはこれまで、首都圏に設置した各拠点において、首都圏の顧客を中心とした営業活動、高度運転支援などの技術開発、新事業の開拓、および渉外・広報などの活動を推進してきたという。
同社は今般、顧客への新たな価値提供やパートナーとの共創のさらなる強化を目指し、東京都港区の新オフィスを開設することを決定した。
新オフィスは、2024年2月竣工予定の「新虎安田ビル」の8階~14階。同ビルは、従来の建物に必要な基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量を削減した建築物に与えられる「ZEB Ready」認証を取得しているという。
なお新オフィスには営業部門および技術・事業部門と、それを支えるコーポレート部門が集約される予定で、開設時の従業員は約1000人を見込んでおり、順次移転を進めるとする。
デンソーは、東京都心の新オフィスに各部門を集約することで、首都圏の顧客やパートナー、官公庁などとの面直でのコミュニケーションの本拠地として部門間の連携強化によるシナジーを創出するとともに、多様化する顧客ニーズへの迅速な対応、および新たな価値提供を目指すとしている。