ソニー セキュアテクノロジー&ソリューション事業部は8月8日、非接触ICカード技術であるFeliCa(フェリカ)を使用した座席管理ソリューションである「SEATouch(シータッチ)」に、勤務場所/ステータス表示ができる機能を追加した。新しい働き方によるオフィス改革を模索する企業へ向けた提案活動を加速していく考えだ。

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同ソリューションは、オフィスの各座席に設置したFeliCaカードにスマートフォンをかざすことでWebページが立ち上がり、座席の利用開始(在席)・終了(退席)などの登録が可能という。また、PCやスマートフォンから座席の空き状況の確認や予約が可能とのこと。

導入は100席から可能であり、新たな機器やスマートフォン用のアプリを設定する必要無いとしている。

新機能により、フリーアドレスや出社、テレワークの混在するこれからのオフィス環境における社員間コミュニケーションの円滑化を支援する。導入企業の総務などの管理担当部門では、座席の利用率の把握により、効率的で快適なオフィス構築と運用につなげる。

同社は同ソリューションを、新しい時代のオフィス構築を目指す企業や各種団体へ本格的に提案していく予定だ。