グローリーと全日本食品(全日食)は8月7日、リテールメディア開発における業務提携契約を2023年7月1日付で締結したことを発表した。
全日食は、全国約1600店のスーパーマーケット加盟店による食品ボランタリーチェーン本部として、一般食品、生鮮食品、酒、医薬部外品などの商品供給と経営指導、売り場指導などを行っている。
両社は今回の業務提携に基づき、グローリーが提供するデータ活用サービス「BUYZO Media」を活用したリテールメディアサービス「全ちゃんメディア」を共同開発し、全日食チェーン加盟店に展開するという。
同メディアでは、スーパーマーケットの顧客の購買データなどを全日食独自のCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)に蓄積し、分析・可視化を行い、デジタル広告と連携させる。これにより、消費者行動に合わせた広告や買い物体験の提供など、マーケティングデータの活用による販売促進を目指す狙いだ。