Slackは8月3日、営業チーム向けの新ソリューション「Slack Sales Elevate」の一般提供を開始した。新ソリューションは、Sales Cloudの情報をSlackに統合することで、情報の一元化、プロセスの簡素化、事務作業の自動化を可能としている。
新ソリューションはSlackのプラットフォーム上で構築されており、パイプラインの更新、リアルタイムのデータ確認、通知への対応をSlack上で直接対応が可能。Sales、アカウント更新、自動化、構築済みのテンプレートを活用できるようになる。
スプレッドシートのような単一ビューから、あらゆる商談の進捗をすぐに確認・更新でき、変更された内容を自動的にSalesforceに同期することができるほか、自動通知を設定することで、商談の成約、新規商談、パイプラインの更新など、最新情報を常に確認を可能としている。
また、サポートリクエストや案件の承認など、Salesforceの通知をトリガーとしたAI搭載のワークフローをノーコードで構築でき、ユーザーはすぐに利用可能なテンプレートにアクセスできることから、Salesforceのデータをすぐに取り込んで業務を進めることが可能だという。
なお、新ソリューションはSlackのビジネスプラスプラン以上、Sales CloudのProfessional、Enterprise、Unlimitedで利用可能。提供価格は1ユーザーあたり月額60ドル(7200円)となる。