カゴヤ・ジャパンは7月31日、同社のVPS「KAGOYA CLOUD VPS」コントロールパネルからセットアップできるアプリケーションセットアップにおいて、OSSのWeb会議システム「Jitsi Meet」の提供を開始した。仏BlueJimp社によりOSSで開発され、現在では米8x8社によりサポートされている「Jitsi Meet」(ジッチ ミート)は、2022年にGoogle Summer of Codeにも選出されるWebRTCによる会議システムで先月20日にはReact NativeのSDKをリリースするなど開発環境の整備も進んでいる。
31日からはカゴヤ・ジャパンのVPS(Virtual Private Server/仮想サーバ)のアプリケーションセットアップからインスタンス作成、初期化時に選択可能になる。同社は、"無償で使えるうえ、有料のWeb会議システムと比較して同等以上の機能を備えており、高品質なWeb会議を実現可能"と評し、同社の「KAGOYA Chat」と連携することで、制約なく音声/ビデオ通話が可能になると述べている。
Jitsi Meet のWeb会議で使える主な機能は以下の通り。
- 画面共有
- テキストチャット(全員、もしくは個別メンバーとのチャットも可能)
- 発言するための挙手
- パスワードによる参加者の制限
- アクティブな参加者の自動表示
- アンケート機能
- 背景の変更
- Web会議の録画・録音など