メタリアルのグループ企業でAI自動翻訳サービスを提供するロゼッタと東洋経済新報社は共同で四季報データを学習させた「四季報 AI」ベータ版を7月31日にリリースした。
「四季報 AI」は、日々更新される「会社四季報オンライン」他、東洋経済新報社のメディアに掲載された情報をAIに学習させており、汎用AIに見られる虚偽回答を回避し、参照記事なども表示することでより信頼性の高い回答を実現するという。指定した条件や要件をチャットに入力しリストアップ、企業同士の相関関係などの情報も取得できる。サービスは主に証券会社関連及び株主、投資家、市場調査担当者などを想定しており、効率的な情報収集により企業や業界分析などをアシストする。ベータ版の利用には、招待コードが必要で申し込みフォームから申請することで取得する。8月31日までは技術検証版として無料で利用できる。9月より「会社四季報オンライン」の有料プランとして正式リリースする予定。