Elon Musk(イーロン・マスク)氏の影響力はX(Twitter)、Teslaだけではない。宇宙事業のSpaceXがStarlinkとして展開する衛星インターネットサービスについて、その圧倒的な力に懸念も出てきているという。
マスク氏は2019年以降、ほぼ毎週のペースでSpaceXロケットを宇宙に送り“ソファぐらいの大きさ”の衛星を軌道に載せているという。現在、4500基以上の衛星が宇宙にあり、同氏は今後数年内に10倍近くとなる4万2000基を送り込む計画をしている。
このような衛星インターネットは、一般的な家庭や企業だけでなく、紛争や自然災害により既存インフラが崩壊した地域で唯一の通信方法として利用されることが多い。