ライボの調査機関「Job総研」は7月31日、714人の社会人男女を対象に実施した「2023年 賃上げとボーナスの意識調査」の結果を発表した。

回答者全体の714人に2023年の賃上げの有無を聞くと、48.9%が「賃上げあり」で、51.1%は「賃上げなし」と回答した。また、今夏ボーナスの支給有無を聞くと、58.4%が「ボーナス支給あり」で、41.6%が「支給なし」と回答した。

  • 2023年の賃上げの有無 引用:2023年 賃上げとボーナスの意識調査

2023年度に賃上げありと回答した349人に賃上げ月収額を聞くと、平均額は1.9万円、中央値が1万円、最頻値が1万円となった。今夏ボーナスの支給ありと回答した417人に、支給額(支給予定額を含む)を聞くと、今夏ボーナスの平均支給額は79.0万円、中央値が60万円、最頻値が50万円となった。賃上げ月収額の6カ月分は11.4万円なので、ボーナス平均額と比較すると14.4%の金額となる。

今夏ボーナスの支給有無に限らず、回答者全体の714人に今夏ボーナス額の納得度を聞くと、「不満派」が50.5%、「納得派」が49.5%と、不満派が過半数を占める結果となった。

2023年に賃上げありと回答した349人に賃上げとボーナスのどちらを希望するかを聞いたところ、「賃上げ派」が83.1%で、「ボーナス派」が16.9%と、賃上げ派が過半数を占める結果となった。

  • 今夏ボーナス額の納得度 引用:2023年 賃上げとボーナスの意識調査

また、今夏ボーナス支給ありと回答した417人にも同様の質問をしたところ、「賃上げ派」は82.7%で、「ボーナス派」が17.3%と、賃上げ派の回答が多数となっている。