米ServiceNow、NVIDIA、アクセンチュアは7月26日（現地時間）、企業の生成AI機能の開発と導入を迅速に進めることを目的としたプログラム「AI Lighthouse」を発表した。同プログラムは、ServiceNow のエンタープライズ自動化プラットフォームとエンジン、NVIDIA の AI スーパーコンピューティングとソフトウェア、 アクセンチュアのコンサルティングと導入サービスを統合したもの。

「AI Lighthouse」により、顧客はデザイン パートナーと協力し、カスタマイズされた生成 AI の大規模言語モデルとアプリケーションを構築してビジネスを推進できるようになるという。

「AI Lighthouse 」は、カスタマーサービス担当者の煩雑なマニュアル作業を軽減し、問題を迅速に解決するための概要と洞察を提供するほか、自己解決に導き、自然言語による魅力的な体験を提供する問題解決のためのセルフ サービスを促進する。また、インテリジェントな検索結果、作業メモ、ナレッジ ベースの記事などのコンテンツを自動生成し、開発者の生産性を向上するために、インテリジェントなコード提案を提供する。

ServiceNowは5月にNow Platform 向けに構築された生成 AI 機能を発表、それ以来、製薬、金融サービス、製造、ヘルスケアなどの分野の企業と協力して実環境で検証を行っているという。AI Lighthouse Programでは、この検証の初期の進捗を基に、顧客グループと共同で新しい生成 AI のユースケースを設計・開発・実装していく考え。