Microsoftは現地時間2023年7月26日、Sysinternalsを構成する一部のツールを更新した旨を公式ブログで報告した。今回更新したのはZoomIt、ProcDump for Linux、Process Explorer、RDCMan、VMMapの5種類。Sysinternalsは公式ドキュメントの個別リンクやwinget、スイートパッケージはMicrosoft Storeから入手できる。
ZoomIt v7.1は録画時の音声録音を可能にし、ProcDump バージョン2.0 for Linuxは.NET GCトリガーの「-gcm」「-gcgen」を用意し、複数のしきい値取得を許可する。Process Explorer バージョン17.05はプロセスリストによるクラッシュを修正し、複数のプロセッサーグループを持つ環境でスレッドアフィニティデコードのバグを修正した。また、Escキー操作の一貫性も高めている。RDCan バージョン2.93はサムネイルの縮小表示するオプションが再び有効になった。VMMap バージョン3.33は「C:\Debuggers」フォルダー下にあるdbghelp.dllの自動読み込み機能を削除している。Sysinternalsは1996年にWindowsの外部ツールとして登場し、2006年にはMicrosoftによる買収で標準ツール化した。