Dropbox Japanは7月26日、同社が提供するファイル共有サービス「Dropbox DocSend」が日本語を含む14言語に対応したと発表した。
同サービスは、契約書や提案書、価格表などのビジネスドキュメントをアップロードし、一括送信できる。共有するドキュメントの機密性によって、パスワード保護、アクセス制限、透かしなどの設定も可能。
また共有後は、ドキュメントの分析機能を使うことにより、開封率だけではなく、どのユーザーがどのページに最も多く時間を割いているのか、読み飛ばしているのかといったことが把握できる。契約書など社内外で複数人が確認するドキュメントでは、コメントや変更内容をリアルタイムで共有でき、電子署名機能を使うことにより承認状況が確認できる。
Dropbox Japan 代表取締役社長の梅田成二氏は、「日本では、UIが英語版のみで展開されていた頃から、その高度な分析機能が注目されて、企業のマーケティング部門や人事部門、IT部門などで使用され、採用候補者の選定や見込み顧客の選別、トレーニング資料の閲覧率の可視化などで効果が出てている」とコメントしている。
今回のアップデートにより、日本語、英語(米国)、ドイツ語、フランス語、スペイン語、韓国語、イタリア語、オランダ語、スウェーデン語、ポルトガル語、デンマーク語、ポーランド語、中国語(簡体字・繁体字)の計14言語に対応した。