ソフトバンクは7月24日、同日に開催した取締役会において、2023年10月1日を合併効力発生日として、完全子会社であるHAPSモバイルを吸収合併すると決議した。上空から通信ネットワークを提供するシステム「HAPS:成層圏通信プラットフォーム」を提供するHAPSモバイルと合併することで、商用化実現に向けた取り組みを加速する狙いだ。
ソフトバンクを存続会社とする吸収合併方式とし、HAPSモバイルは解散する。なお、HAPSモバイルは2023年3月31日時点で債務超過となっているが、同合併に係る取締役会決議日時点において債務超過は解消しているとのこと。同合併による株式その他の金銭などの割当てはないとしている。なた完全子会社との合併であるため、ソフトバンクの連結業績に与える影響は軽微だとしている。