米OpenAIが公開したAIチャットボット「ChatGPT」は、まるで相手が人間であるかのようにAIと対話(チャット)ができるサービス。無償版でも使い勝手が良いためか、公開からわずか4日後には全世界でユーザーが100万人を超え、2カ月後には1億人を突破したとされている。
もはや"言わずと知れた"AIサービスと言っても過言ではないだろう。読者も一度はアクセスしてみて、プロンプト(AIに対する命令文)を投げかけたことがあるのではないだろうか。本稿ではChatGPTの1歩目を踏み出した方に対して、より良い、自分が望むような回答をChatGPTから返してもらうための1.5歩目となるヒントをお届けしたい。
ぜひ、「一度使ってみたけどよく分からなかった」「なんとなく使ってみたものの、もっと良い使い方があるはず」などと感じている方に本稿を読んでいただきたい。解説してくれたのは、キラメックスが運営するオンラインプログラミングスクール「テックアカデミー」の「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」の講師を務める、太田和樹氏だ。