パナソニック コネクトは7月18日、屋外や過酷な現場に適するという10.1型のタブレットPCである「TOUGHBOOK(タフブック)」FZ-G2シリーズの新モデルを、国内法人向けに10月下旬から順次発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

  • TOUGHBOOK FZ-G2シリーズの使用イメージと外観

  • 新旧モデルのベンチマーク比較

新モデルは、データを高速に処理したいとの現場のニーズに応え、第12世代インテルCoreプロセッサであるCore i5-1245Uを搭載した。Web会議で現場中継をしながら業務アプリなど同時に使用するマルチタスクでも、高いパフォーマンスを発揮するとしている。

  • モジュラー構造で洗濯可能なオプション

さらに、必要な機能を後から追加できる「モジュラー構造」のオプションにmicroSDカードスロットを追加した。通信で送受信が難しい、点検時のCADデータなどの大容量データや、自動車整備の際に更新するカーナビのデータなどの受け渡しが便利になるという。

加えて、通信性能をWi-Fi 6E対応に強化した。LTE(nanoSIMカード+eSIM)にも対応しており、将来のネットワーク環境も見据えて様々な現場環境に合わせた通信手段を選択可能とのこと。

また、本体SSDへのデータ保存に加えて、microSDカードでバックアップを取得することで、安心して作業ができるとしている。屋外や過酷な現場使用を想定した頑丈性能をそのままに、現場での利便性向上を図ったという。なお、オプションでキーボードベースを用意しており、ノートPCとしての使用も可能とのこと。