東京ガスは7月18日、生産性向上や新たな価値創出などに向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)推進の契機とすべく、東京ガスグループ全体で生成AIチャットツールの活用を開始したことを発表した。利用するツールは、エクサウィザーズが提供する「exaBase生成AI powered by GPT-4」。

生成AIチャットツールの活用例としては、以下のように、テキスト生成、プログラミング、会話・相談・問い合わせ、表作成などが想定されている。

生成AIチャットツールの活用にあたっては十分なセキュリティ対策を施し、ChatGPTとの安全な接続に加えて、入力した情報の学習回避や社員の利用ガイドライン整備を実施することにより、安心して利用できる環境を構築している。

同社は今後、社内外の活用事例収集や社内コミュニケーションを通じ、より効果的な活用方法を探索していくとともに、グループ大での最先端AIテクノロジーの活用機運を高め、新技術を利活用できる人材の育成にも注力する構え。