マネーフォワードは7月13日、プリペイド型のBtoB決済「マネーフォワード Pay for Business」のアプリ・Webから「マネーフォワード ビジネスカード」の利用明細に対し、領収書の添付やメモの入力ができる「証憑・メモ添付機能」の提供を開始した。同機能により、証憑の回収や督促、証憑と明細の突合作業の手間を削減できるほか、従業員から証憑をペーパーレスで回収することが可能になる。
マネーフォワード Pay for Businessは、決済手段として法人・個人事業主向けのビジネス用プリペイドカードであるマネーフォワード ビジネスカードを提供している。マネーフォワード Pay for Businessでは、カード発行の申し込みから、決済などの利用履歴やチャージ残高、ポイント残高を確認できるのスマホアプリも提供している。
今回、マネーフォワード Pay for BusinessのスマホアプリおよびWebから、マネーフォワード ビジネスカードの利用明細に領収書の添付やメモの入力ができる証憑・メモ添付機能の提供を開始した。
同機能により、マネーフォワード ビジネスカードの利用用途を確認する手間の削減や、経営者、従業員の経費精算時の領収書管理の業務効率化を行うことができることに加え、領収書の回収、督促に伴う経理担当者の負担を軽減できるという。
なお、同機能を通じてアップロードした領収書は「マネーフォワード クラウドBOX」に自動で保存され、電子帳簿保存法に則って保管することを可能としている。
また、入力したメモの内容は「マネーフォワード クラウド会計」に連携され、仕訳候補を自動で作成することができる。今後はクラウド会計との連携を強化し、添付した証憑と仕訳候補を自動で紐づけする機能の開発を予定している。