日本マイクロソフトは13日、AIを中心とした技術のビジネス適用のための共創施設「Microsoft AI Co-Innovation Lab」の日本国内での今秋開設を発表した。米国レドモンド、中国の上海、ドイツのミュンヘン、ウルグアイのモンテビデオに続き日本国内では初めて兵庫県神戸市に設置される「Microsoft AI Co-Innovation Lab」は、顧客のAIやIoTを活用した製品の企画から商品化までのプロセスの大幅短縮を狙う施設で、専任エンジニアチームが顧客ユーザーの技術チームに約1カ月間のガイダンスを提供。AIやIoTなどの技術リサーチやアーキテクチャ検討から開発やテストを経るプロセスの軽減を図るとともにエンジニアのスキルアップも期待できる施設となる予定だ。
川崎重工業や神戸市を中心に賛同法人との連携で今秋に兵庫県神戸市中央区(神戸商工貿易センタービル 24 階)に開設される予定で、エンタープライズから中小企業やスタートアップまで規模を問わず、日本およびアジアの顧客ビジネスへのAI/IoT関連技術適用による産業振興を支援する。なお技術領域としては、以下を例示している。
- IoT によるデータ収集、AI による分析、分析結果の可視化
- Azure Open AI Service の実用化
- その他 Azure サービスの適用