Microsoftは7月11日(米国時間)、「 Microsoft Edge for Business available in preview」において、企業や組織での利用を想定した新しいWebブラウザ「Microsoft Edge for Business」がプレビュー段階になったと伝えた。

  •  Microsoft Edge for Business available in preview

    Microsoft Edge for Business available in preview

Microsoft Edge for Businessに関する情報は、次のページにまとまっている。

Microsoft Edge for Businessは企業や組織での利用を想定して設計されたEdgeエクスペリエンスで、Azure Active Directory (AAD)ログインによってアクティブ化され、使用範囲を示すアイコン、組織名称、そのほか組織での使用を想定した機能が提供されている。

ハイブリッドワークなど物理的な出社とテレワークを組み合わせた働き方が浸透する中、Webブラウザの果たす役割はますます大きくなっている。こうした状況で浮き彫りになっている問題の一つに、個人的なWebブラウザの使用と業務でのWebブラウザの使用を分けることが難しいことがある。履歴データなどさまざまなデータを切り分けておきたいが、現在のWebブラウザではそうした切り分けが難しい。

Microsoft Edge for Businessはそうした課題に対する解になる。ユーザー体験は明示的に企業対象か個人対象化に分かれ、それがビジュアル的に判断できるようになっている。個人向けEdgeと同じ最新の機能を利用しながら、企業利用と個人利用を自動的に分けて提供するという。